この世界のだれかの心に 灯りをともせる瞬間を
出張バルーンアートデコレーション
& ギフト専門店です。
誕生日や結婚式、お祝いや感謝の気持ちを伝える
” 一生に一度の大切な瞬間 ” を彩り
バルーンアーティストの鶴原ゆかが
ひとつひとつ心を込めてお作りし
”一生 心と記憶に残る 喜びと感動 ” で
大切なひとの心を輝かせ続けます。
だれかを元気にできる存在になりたい
こんにちは、バルーンアーティストの鶴原ゆかです。
私は子どもの頃から、マラソンの高橋尚子選手のようにオリンピックで金メダルを獲って、たくさんの人たちに元気を与えられる人になることが夢でした。
その夢を追い続ける中、私の人生を決定づけた、ささいな出来事をご紹介させてください。
高校二年生の夏のことです。私が生まれ育ったのは、奈良県奈良市。山に囲まれた盆地で、とても蒸し暑い日でした。
早く家に帰って涼もうと帰途を急いでいると、荷物を重そうに運んでいるおばあちゃんを見かけました。汗をびっしょりかいて大変そうだったので、何気なくご自宅まで一緒に運んであげたんです。そうしたら、おばあちゃんはとても嬉しそうに満面の笑顔で「ありがとう。幸せです。」と言ってくれました。
そのとき、思ったんです。
ちょうどその頃、報道番組で小児科医不足の現状を知り、私の中に漠然としていた想いがはっきりしたのです。
「患者さんに信頼され、親しまれる小児科医になりたい!」と。
それから猛勉強をして、浪人の末医学部に入学し、無事卒業できました。しかし、その後の医師国家試験に挑んだ時、7点足りず不合格 …。この時は、精神的にいっぱいいっぱいになり、自分の存在意義を見失うほどにまで落ち込みました。ただ、まだ小児科医になりたいという思いが、再び私を奮起させてくれて「もう一度挑戦しよう!」と思わせてくれたのです。 しかし翌年、再度受験するも、またも7点足りず不合格。この時にはもう、「やりきった」という気持ちでいっぱいで、小児科医になることへのこだわりはなくなっていました。
株式会社DEAR MINDS 代表 鶴原ゆか
同時に、「ラッキー7」というこの数字は、偶然のことには思えず、神様やご先祖様から「あなたには他の道の方が向いているよ。新しい道に進みなさい。」 そう伝えられているような気がして、応援のメッセージだと思いました。そして私は、「新しい道に進みたい」と思ったのです。
ただ、将来に対する不安が残りました。
「この先どうすればいいんだろう?医者になることで人を元気にするということしか考えてこなかった私が、何者にもなれなかった私が、これから何者になれば良いのだろう? 」
そんな中、母がこう言ってくれたのです。
高校二年生の蒸し暑い夏の日、おばあちゃんを手伝って「だれかを元気に笑顔にできる存在になろう」と決意したとき、重なったのは父と母の姿でした。
母はきっと、私が「小児科医になりたい」のではなく、ただ「人の役に立ちたい。だれかを元気に笑顔にできる存在になりたい。」ということを見抜いていたのです。私は母の言葉に背中を押され、ふたたび、前を向くことができました。
そこで思い出したのが、医学生時代の小児病棟実習での光景。入院中のまだ幼い子供たちの笑顔のない表情と、外に出たくても出られない子供たちの姿が、ずっと心の中に強く残っていました。そして「ハッ」と気づいたんです。医者としてその子たちを元気にしたいと頑張ってきたけれど、母の言うように医者である必要はないんじゃないか、他にも方法があるんじゃないか……
私は自分の心に強く芽生えたことを言葉にしてみました。それが、、、、
その思いにぴったりとマッチしたのが「バルーン」でした。バルーンで病院装飾をして、子供さん達が笑顔で元気になっている様子を鮮明にイメージできたのです。そのとき、私の頭に、あのときのおばあちゃんの幸せそうな笑顔が思い浮かびました。
そして、確信したんです。「私はバルーンアートを通じて、人の心に温かさと笑顔を届け、元気にすることが自分の天命なんだ」と。
そうして立ち上げた会社【DEAR MINDS】の理念は、「大切な人との絆を深め、温かな世界を創造すること」です。バルーンを通して大切な人との絆が深まり、絆が深まることで心が温かくなり、その温かさが優しさへと繋がることで、この世界が思いやりと優しさで溢れると信じています。
バルーンは、想像力とアイデア次第で夢のような空間を創り出すことができます。
実際にクリニックやホスピスでバルーン装飾をしたとき、子どもさんたちが駆け寄ってきてくれて、笑顔になってくれました。後で聞いたのですが、「テーマパークみたい!」「病院じゃないみたい!」「どこかへお出かけしたみたいです」と、子どもさんたちと親御さんがとても喜んでくれたそうです。
また、病院で働くスタッフさんにも、笑顔に元気になっていただけたようです。
お陰様で、まだ小さい規模ながらも、私のバルーンアートやデコレーション、バルーンギフトに感動して頂ける方が増え、私自身も本来の目的である「だれかを元気に笑顔にできる存在」になれているのかなと実感しています。
今も昔も変わらず憧れている存在は、私の母であり、父です。大切な家族の存在が、大きな心の支えとなり、今の私を築いてくれました。母と父の存在が、いつも私を励ましてくれました。
私はバルーンを通して、皆さんの一生に一度きりの大切な人生の”特別な瞬間”を共に祝福し、笑顔と喜びと元気を届けたいと、心から願っています。